スポーツ施設工事

武道場(柔道場・剣道場)

MARTIAL ARTS FIELD

他の競技と違い、畳を使用している武道場。
各競技の視点で劣化による危険性をご説明します。

武道場

武道場を使う主な競技

武道場は、複数の武道を行うための施設で、主に行われるのは、柔道、なぎなた、剣道、合気道、太極拳、空手道、少林寺拳法、気功などがあり、大きい武道場の場合、内部に複数の武道室があり、柔道場、剣道場、射場(弓道で用いる)などが設けられています。
床は板張り(フローリング)のものが多く、剣道、なぎなたなどはそのままで使用します。柔道、合気道などを行う際は、畳を敷いて使用します。
柔道場など柔道専用で使用できる部屋の場合は、畳を常に敷いておきますが、いくつかの競技で部屋を使う場合は、畳は使用する時に設置し、終わったら撤収するという形になります。

中学校や高校の学習指導要領には武道が必修科目として掲載されており、学校の実情によって9種類(柔道・剣道・相撲・空手道・なぎなた・弓道・合気道・少林寺拳法・柔剣道)から選ぶことになっています。アンケート調査では、柔道が6割強、剣道が3割強、相撲、空手がそれに続くということになっています。ほとんどの競技が武道場または体育館に畳などを敷いて行われています。
ある調査では、全国の中学校の約4割は体育館で武道の授業を実施しているということです。ただし、体育館で武道を行った場合、武道場で行った場合よりも怪我の発生率が高くなっています。

競技による怪我の危険性

怪我の増える割合は、剣道で約3倍、柔道で1.5倍となっています。原因としては、剣道の場合、床材の硬さの違いと床にある金具、柔道の場合、畳のずれによる隙間に足の指などを挟むこととなっています。
武道場を使う多くの競技の多くは素足で行われます。床の状態が、競技の質へ直接影響を与えます。破損などがあると大きな怪我にもつながります。
他の運動施設以上に床の管理が重要になります。可能な限り本来の使い方と違った使い方をしないことが大切です。
本来の使い方以外の使い方をすると、何らかの影響で、床がダメージを負う可能性が高くなります。

柔道場

柔道場の畳

柔道場で用いられる畳はいくつかの素材を組み合わせて作られています。畳表、フェルト、ポリプロピレンフォーム、ポリエチレンフォーム、パームボードなどが重ねされて作られています。 畳表は塩化ビニールシートで作られており、滑りにくく、抗菌加工がされているものが多いです。 フェルトは、ポリエステル、アクリル繊維によって適度なクッション性があります。 ポリプロピレンフォーム、ポリエチレンフォームは、衝撃を吸収する発泡体で、痛みを感じさせにくくなっています。 パームボードは、適度に空気を内包し、柔らかな感触となっています。投げ込み用の畳として、クッション材を多く含んだ畳や補助具も市販されています。

試合会場となる柔道場では、全日本柔道連盟公認畳・国際柔道連盟公認畳等を使用し、場内を示す色畳(グリーン・イエロー・レッド)で枠取りされていたり、2色で色分けされていることが条件となります。
試合中汗などで滑りやすくなるため、スリップ止加工がされた畳を使用することがありますが、多目的な体育館などで簡易的に畳を敷いたりする場合、すべり止めシートを下に敷くか、木枠を使用することもあります。寸法も地域に寄ってサイズが異なる関東間・関西間仕様を使い分けます。

畳の劣化の危険性

畳の劣化に関しては、主に畳表の劣化が中心になります。柔道では、強く踏み込むことや投げた際に強くぶつかることなどから、少しずつ畳表が劣化していきます。
畳表が切れるような状態は引っかかることで指の骨折などの危険性が高いので早急な対応が必要です。以前は表面の劣化の他、糸が緩むことによって、表面にしわなどが出来てしまうこともあるなど藁床を使用しましたが、現在は劣化の少ない化学畳がほぼ主流です。
そのため以前のように柔道場の畳を通常の畳同様、畳表の交換をすることが少なくなったので定期的なケアはさほど必要ではなくなりました。

劣化に対する対策等

また、運搬時に畳を引きずってしまうことにより、その摩擦で糸が切れたり、伸びたりすることもあります。
畳の運搬時に、畳運搬用台車を用いることなどで、運搬時の畳の劣化を防ぐことができます。また、裏面の摩耗などが原因で畳がずれることによって、怪我を生じることがあります。
そういったものへの対策としては、固定式の畳寄せ枠を使用したり、ズレ防止シートを敷いたりなどの対策が有効となります。

剣道場

スペース上、可能な場合は、柔道場とは別に剣道場を設けることが望ましいとされています。
剣道場は、床の構造が一般的な体育館とは違う作りとなっています。一般的な床よりも弾性が高くなっています。
踏み込んだ時の衝撃を吸収しやすい床となっており、そうすることで、一般的な体育館の床と比べ、怪我が少なく、疲れもたまりにくくなります。

素材は、杉などの針葉樹の無垢床材が望ましいとされています。合板や集成材は接着剤などの使用の可能性もあり、安全性などで望ましくありません。
管理では、剣道場床専用のオイル(ワックス)があります。定期的なメンテナンスで適度な滑り抵抗(滑り過ぎず、滑らなすぎず)を維持することができます。

野球場

防球ネットやバックネット、防砂ネット等のネット類・マウンドやベース、スコアボード等の野球場の設備に関して

体育館

床のラインが消えたり、防球ネットが不具合、体育館の床の劣化による子供への危険性や修復方法などのご案内。

校庭・サッカー

校庭の防球ネット・その他校庭遊具やサッカーゴール等の劣化による危険性や工事、メンテナンス方法等。

その他スポーツ施設

テニスのコートやネットのメンテ、バスケットボールのゴールや、その他プールサイド周辺の整備なども行います。

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