スポーツ用具保守点検

MAINTENANCE

体育館は床がキズ等の影響でラインが消えたり、
安全のための防球ネットが破れたりする可能性があります。

スポーツ用具保守点検

遊具・スポーツ用具の保守点検

遊具やスポーツ用具は、子供たちの運動機能の向上や心身の健全な育成のために欠かせないものですが、遊具などを使用中の事故が絶えないのは大変遺憾なことです。
事故の多くは、適切な保守点検を行うことによって未然に防ぐことができるものです。
子供たちを事故から守り、遊びを奪わないためにも、遊具やスポーツ用具の保守点検は大変重要です。ここでは、保守点検の重要性や方法などをご説明いたします。

保守点検の重要性

遊具・スポーツ用具は時間の経過と共に劣化していきます。屋外の紫外線や風雨に晒される厳しい環境下に置かれていることや、使用する際の小さな揺れによるボルトの緩みなどが生じてきます。
遊具などの経年劣化の見逃しに起因する事故の増加により、国土交通省策定の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」が平成26 年度より改訂され、老朽化対策強化や安全点検体制が強化されました。

この指針は、遊具などの標準使用期間と消耗部材の推奨交換サイクルなども定められています。
標準使用期間とは耐用年数ではなく、通常の気象条件・立地条件・使用状況で適切な維持管理状況のもと、遊具が安全上支障なく利用できる期間のことで、標準使用期間を超えた遊具は、状態や維持管理の履歴等を踏まえ、更新などの対応を早期に検討することや、更新までの間は保守点検の頻度を高くすることなどが新たに導入されています。

遊具・スポーツ用具の標準使用期間

「遊具の安全確保に関する指針」では、遊具・スポーツ用具の標準使用期間は、構造部材が鉄製の場合は15 年、木製の場合は10 年、消耗部材(部品)の場合は、3~5 年で交換するように推奨しています。

吊り金具(ベアリング)
3〜5 年
吊り金具(ジャックル・フック)
3〜5 年
複合遊具のFRP部分
7〜10 年
座板(木製・ゴムカバー・タイヤ)
3〜5 年
砂場(砂)
7〜10 年
スプリング(バネ・板バネ・ラバー)
3〜5 年
吊り鎖(チェーン・ロックチェーン・ロープ)
5〜7 年

※消耗部材交換の目安

保守点検の方法

目視

目視・触診・聴診などにより点検を行います。点検のポイントは、ぐらつきや腐食・腐朽が起こりやすい基礎部分の状態、消耗部材(部品)は脱落や消失・破損・変形・摩耗の有無や度合いなどを確認します。

定期点検

定期点検は、子供が安全に使用できるかという視点で、構造部材や消耗部材をより詳細で入念な点検を行います。
特に構造部材はぐらつきがなく安定しているか、埋没した基礎部分や回転ジャングルジムの軸受け部分などの外観から確認できない部分は、テストハンマーを使用した打診による点検などを行います。定期点検は年に1回以上必要です。

精密点検

日常点検や定期点検において、ハザードと思われるものが発見された場合、より正確な診断を得るため精密点検を行います。精密点検を行う際は、以下のような専用測定器などを使用します。

超音波厚さ計
目視が難しい箇所の腐食などの点検
ファイバースコープ
遊具内部の腐食などにはファイバースコープを入れて点検
騒音計
遊具から発生する騒音や公園内の騒音などを測量
振動計
遊具使用時の振動の点検
ひび割れチェック用浸透液
細かいひび割れなどの点検
遊具・スポーツ用具の種類別危険個所の点検

遊具やスポーツ用具の点検は、構成する材料の特性や遊具やスポーツ用具の種類に応じた点検を行う必要があります。
種類によって、事故に繋がりやすい危険箇所がそれぞれ違うため、危険性のある箇所を重点的に点検することが求められます。
以下は遊具やスポーツ用具種類別、危険性が高い箇所の点検ポイントです。

ブランコ
継ぎ手金具の割れ・吊り金具の摩耗・吊り金具のずれ・吊り金具の破損やチェーンの脱落・座板の腐食など。
タイヤ
ブランコ
取付け金具の摩耗・上部吊り金具の摩耗・吊り金具カバーの破損・座面(タイヤ)の破損・スイングクリアランスの不足がないかなど。
ジャングルジム
地際部や握り鉄棒部の錆の発生・塗装の剥がれ・部材の変形など。
シーソー
支点部・着座部・柄の部分・緩衝部(ゴムタイヤなど)の変形や塗装の剥がれなど。さらに床面の水たまりや石などの危険物の有無。
鉄棒
ぐらつきや傾き・握り棒の回転の有無・基礎の腐食・握り棒接合部のボルト孔の摩耗や亀裂など。
バスケットゴール(屋外用)
バックボードのぐらつきや割れ変形。リングやアーム、土台フレーム、支柱などの破損や変形・錆。接合部のぐらつきやボルトナットの緩み・欠落・破損・変形など。
サッカーゴール
土台フレームの破損・変形・錆。打ち込み杭またはウェイトの破損・変形・錆。接合部のぐらつきやボルトナットの緩み・欠落・破損・変形など。

その他、高橋運動具店では以下の遊具・体育器具の保守点検をおこなっております。

遊具
コンビネーション・マットハントウ棒・ブランコ・ロープスライダー・吊り輪シーソー・スベリ台・雲梯・吊梯子・リングトンネル・肋木
体育器具
ハンドゴール・フットサルゴール・ミニサッカーゴール・ラグビーゴール

学校のスポーツ用具安全点検の指針では、全ての体育施設・設備・用具の破損及び保管状況の確認や、必要に応じた業者への点検依頼などは1学期に1回以上、頻繁に使用する体育施設・設備・用具の破損及び保管状況の確認は月1回とされています。
そして、当然のことですが日常の使用前点検も怠らないようにしましょう。事故防止のためには日々の点検が基本です。少しでも異常な箇所を見つけたら使用を中止し、専門業者による点検をおすすめします。

塩化カルシウムの撒布

高橋運動具店では、遊具・スポーツ用具の保守点検の他、グラウンドの整備には必須の塩化カルシウムの撒布も承っております。

通常、塩化カルシウムを撒布するには、生徒や先生方が1袋づつグラウンドに撒布していきますが、弊社は機械で撒布しますので手で撒布するよりまだらにならず、平均して綺麗に撒布することができます。
先生方の労力も意外と時間と手間がかかり、撒き終わってからもレーキでならしたりしなければならないので、塩化カルシウム撒布は是非お勧めする業務委託の一つです。ただし、撒布の時期が集中するため、委託のお申し込みは夏場から受け付けています。

体育施設、スポーツ施設、遊具の工事・点検
スポーツ用品や体育着の販売等は高橋運動具店にお任せください。
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